当院では「白く輝く歯」を求める患者様の多様なニーズにお応えするため、薬剤で歯を白くする「ホワイトニング」、神経が失われたことで黒くなってしまった歯を白くする「ウォーキングブリーチ」、歯肉を綺麗なピンク色に戻す「ガムピーリング」、歯の白さだけでなく形も整えたい方のための「セラミック治療」なども行っています。それぞれご紹介いたします。
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歯科医院でホワイトニング用のマウスピースを作成し、それにホワイトニング剤を入れ、ご自宅で行うホワイトニングです。
オフィスホワイトニングと比べ、白くなるまでに時間がかかり、白さの度合も若干落ちてしまいますが、白さの持続期間がオフィスホワイトニングと比べ長いのが特徴です。
TiONのホームホワイトニング材はジェル状なので、マウストレーに注入する際流れにくく、また、温度・湿度の高い口腔内でも流れにくいので快適に扱えます。
お口にはめて頂くマウスピースは、柔軟性がありソフトな材質でできているため、違和感が少なく長時間のホワイトニングも快適に行えます。
多くのメーカーがホワイトニングシステムを販売しており、その効用も様々です。場合によってはほとんど効果の出ないホワイトニングシステムも存在しています。
どのホワイトニングシステムを採用するかはその医院の判断となりますので、治療を受ける前に、その医院がどのメーカーのホワイトニングシステムを使用しているのかをしっかりチェックした方が良いでしょう。
当院で実施したホワイトニング症例をご紹介します。
価格は約2.2〜3.3万円(税込)。ホームホワイトニングにより、歯を白く改善した症例。
リスクとして、人によっては治療後にしみるといった症状(知覚過敏)が起こることがある。
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当院にて歯石の除去等を行ない、お口の中をキレイに清掃します。 ホワイトニングは、虫歯や歯周病のない状態で行う治療です。 大きな虫歯があった場合は、ホワイトニングの薬液によって、痛みが誘発されて治療できません。歯周病があった場合は、歯茎からの出血により、血液が混じって薬液の効果が出ません。そのため1回目は口腔内診査(歯石除去&PMTC)及びカウンセリングや食事制限の説明をいたします。これにより本来の歯の色に戻ります。
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歯型をとり、患者様の歯並びに合ったマウスピースを作ります。 |
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そのマウスピースを一度合わせてみて、薬剤の使い方や1日の使用時間などの説明を受けて帰宅します。 |
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変色の程度にもよりますが、1日2時間以内で、約2週間続けます。 |
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1週間に一度来院して頂き、歯の状況やマウスピースが変型していないか定期的にチェックしてゆきます。 |
歯科医院にて行うホワイトニングです。
ホームホワイトニングよりも強い薬剤を利用し、一気に歯を白くさせます。
ホームホワイトニングと比べ、白さの度合いが高く、かつ短期間で理想の白さが手に入りますが、白さの持続期間は短いのが特徴です。
当院では「Tion」、そしてホワイトニング先進国であるアメリカの「ルマクール」という2つのオフィスホワイトニングを導入しております。今回は、「ルマクール」についてご紹介します。
一般的なオフィスホワイトニングでは、ハロゲンランプやプラズマランプの光源と薬剤の「熱反応」で白くしていたのですが、この方法では、痛みが生じやすいという欠点がありました。しかし、当院が導入しているルマクールホワイトニングではLEDライトによる「光化学反応」を行うため「しみ・痛み」は抑えられます。
また、薬剤の成分で歯の表面がツルツルになり、透明感・光沢のある自然な白さを引き出します。歯質にダメージを与えず、汚れや着色が付きにくくなる効果もあります。歯がしみてホワイトニングを十分に出来なかった方や、すぐ後戻りしてしまった方には適切なシステムです。
価格は約2.2〜4.4万円(税込)。オフィスホワイトニングによる症例。
リスクとして、人によっては治療後にしみるといった症状(知覚過敏)が起こることがある。
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当医院にて歯石の除去等を行ない、お口の中をキレイに清掃します。
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歯を白くする薬剤を塗り、特殊な光を照射し、薬剤を除去します。 この流れを2~3回繰り返します。
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歯の色を確認(シェードチェック)して終了です。
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デュアルホワイトニングとは、「オフィスホワイトニング」の後、「ホームホワイトニング」をすることで、オフィスホワイトニングのメリット(短期間で白くなる、白さの度合いが高い)と、ホームホワイトニングのメリット(白さの持続期間が長い)の2つを利用できるホワイトニング手法です。ホワイトニングの中でも効果的な手法で、歯を白くしたい患者様からも大変好評を頂いております。当院推奨の治療法です。
価格は約6,600円(税込)。ウォーキングブリーチによる症例。
リスクとして、稀に痛みを伴うことがある。
また、治療から数年立つと周囲の歯や骨が溶けてしまうことが稀にある。
上記の症例は、歯の中にある神経が死んでしまったことで生じる変色です。
ホワイトニングは歯の中の変色まで改善することが出来ませんので、ウォーキングブリーチという特殊な方法でこの変色を改善させます。
ウォーキングブリーチは、歯の神経(歯髄)を取った後、歯の中に特殊な薬剤を入れ、変色した歯を内側から白くさせます。これにより白い歯を取り戻すことが可能になります。
価格は約5,500円(税込)。ガムブリーチング(ガムピーリング)による症例。
リスクとして、治療後の一週間程度、熱いものや刺激物で口内炎のような痛みを感じることがある。
また、ガムピーリング後、歯茎の色が白くなり2〜3日残ることがある。
喫煙される方の多くは歯茎が黒ずんでいますが、これはメラニンによるものです。
メラニンは刺激から身体を守ってくれる色素であり、喫煙者の歯茎が黒いのは、タバコの煙に含まれる刺激から守るためにメラニンがたくさん生産されることに原因があります。
また、歯茎が黒ずむ原因は喫煙だけではなく、かぶせ物に使用される金属が溶け出し歯肉に沈着してしまう事でも引き起こされます。
上記のようなことが原因で黒ずんでしまった歯茎の色は、特殊な薬剤を利用することで改善し、元の綺麗なピンク色まで近づけることが出来ます。
価格は約26.4〜35.2万円(税込)。オールセラミッククラウン法(セラミックのかぶせ物)で「歯の白さ」と「歯の形」を改善させた症例。
リスクとしては、クラウンを装着するために、歯の体積を削る必要がある。
また、個人差により、ごく稀に欠けたり壊れる可能性がある。
さらに、場合によっては、事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることもある。
良く患者様から「ホワイトニング」と「審美セラミック治療」の違いについて質問されます。
「歯を白くする」という目的は同じですが、その「やり方」と「白さの効果」「他の効果」が異なります。詳細は審美セラミック治療をご参照ください。
ホワイトニング
治療方法 |
薬剤を反応させて歯を白くします。 |
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効果 |
時間が経過すると後戻りします。 稀に知覚過敏の症状が出ることがありますが、直ぐに収まります。 |
他の効果 |
特になし |
審美セラミック歯科
治療方法 |
セラミックのつめ物・かぶせ物を利用。ホワイトニングと異なり、歯を削る必要があります。 |
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効果 |
白さは長期的に持続します。 |
他の効果 |
歯の形、歯並びも同時に改善できる。 |
ホワイトニングを行うとどのくらい白くなりますか?
個人差はありますが、1回で2段階以上白くなるといわれています。
また、下記のようなグレー系の歯(幼少期(歯の形成期)にテトラサイクリン系抗生物質を服用することによって生じたと思われる歯の変色)はホワイトニングの効果はあまり期待できません。
審美セラミック治療で対処します。
リスクとして、治療中に稀に痛みが生じることがある。
すぐにホワイトニング治療はできますか?
歯の黄ばみの原因は?
下記のような様々な原因があります。
①日常の飲食による黄ばみ(一番多い)
コーヒー・紅茶・カレー・しょうゆ、赤ワイン、ケチャップなど色素の濃いものを長年摂取することで、次第に黄ばんできます。
②加齢による黄ばみ
年齢とともにエナメル質が薄くなり透過性が高くなります。そうするとエナメル質の下にある象牙質の色が目立ってきますし、象牙質自体も加齢とともに色が濃くなっていきます。象牙質はもともと「黄色」に近い色をしているので、歯が黄色く見えてしまうことになります。
③全身疾患に由来する変色
幼少期(歯の形成期)に服用した抗生物質(テトラサイクリンが有名)や過剰に摂取したフッ素などの影響。
④遺伝による黄ばみ
髪の毛や肌の色が人それぞれ異なるように、遺伝的に黄色っぽい歯の方がいます。
歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。
費用・素材の特徴に関しては料金表をご参照ください。