歯を失った方へ 〜しっかり咬める歯を取り戻すために〜
- Q治療期間はどのくらいかかりますか?
- Aインプラント:手術〜治癒まで数ヶ月
ブリッジ:2〜3回の来院で完了するケースも
入れ歯:数週間で完成することが多いです - Q費用の目安は?
- Aインプラント:自由診療となるため、費用は高額になりやすい治療です。ただし、見た目や噛む機能に優れ、長期的な安定性が期待できます。
ブリッジ/入れ歯:保険適用で抑えられる場合もあり、予算に応じた選択が可能です - Q治療後も定期検診は必要?
- Aはい。どの治療でも長持ちさせるためには、定期的な確認とメンテナンスが不可欠です
歯を失うと、なぜいけないのか?

歯を失ったままにしておくと、見た目だけでなく全身の健康にも影響が出ることがあります。
歯並びや噛み合わせの変化
抜けた歯の隣が傾いたり隙間を埋めようと歯が移動し、咬合バランスが乱れます。
顎骨の吸収
歯がない部分の顎骨は咀嚼刺激が失われて徐々に痩せていき、インプラント治療が難しくなるだけでなく、入れ歯も支えにくくなります。
咀嚼機能の低下
噛みにくさから、栄養不足や消化不良に陥る可能性も。
発音や表情への影響
前歯を失うと発音が不明瞭になり、唇や頬の支えを失うことでたるみやしわができることもあります。
歯を失った後の主な治療法
以下の3つが代表的な補綴(ほてつ)治療です。
患者さまの口腔状態やご希望に応じて適切な方法をご提案できます。
インプラント

顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着します。
メリット
見た目や咬合機能、骨の維持に優れ、両隣の歯に負担がかかりません。
デメリット
手術が必要で費用と時間の負担が大きくなることがあります。
ブリッジ

失った歯の両隣の歯を削り、その上に連結した人工歯を被せる方法です。
メリット
固定式で違和感が少なく、比較的治療期間も短い。
デメリット
健康な歯を削る必要があり、支える歯に負担がかかります。
入れ歯(義歯)

取り外し可能な人工の歯を使った治療法で、部分入れ歯・総入れ歯に対応します。
メリット
手術不要で費用を抑えられ、幅広い症例に対応可能です。
デメリット
装着時の違和感や安定性の問題があり、清掃や調整が必要です。
治療方法の比較表
項目 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
見た目の自然さ | ◎ 自然で美しい |
○ ほぼ自然 |
△ 違和感が出やすい |
噛み心地・使い心地 | ◎ 自分の歯のように噛める |
○ ある程度噛める |
△ 安定せず噛みにくい |
噛む力 | ◎ 強い力で噛める |
○ 普通 |
△ 制限がある |
清掃・管理 | ○ 歯磨きで対応 (病院でのケアが必要) |
△ 特別なケアが必要 |
◎ 取り外して清掃可能 |
耐久性 | ◎ 長持ちしやすい (かみ合わせの調整は必要) |
○ 数年ごとに調整必要 |
△ 劣化しやすい |
周囲の歯への影響 | ◎ なし |
△ 健康な歯を削る必要あり |
○ 支えの歯に負担がかかる場合あり |
治療期間 | △ 長め |
◎ 短い |
◎ 短い |
費用 | △ 高め |
○ 中程度 |
○ 中程度 |
当院でのご対応とこだわり

まさき歯科クリニックでは、患者さまの症状・ライフスタイル・ご希望をしっかりお伺いし、以下のように対応しています。
初回カウンセリング・検査
口腔内や骨の状態を詳細にチェック。最新設備で見た目と機能を総合評価します。
治療法のご提案
インプラント・ブリッジ・入れ歯を比較し、それぞれの利点・リスクをご説明したうえで、一緒に選びます。
精密かつ丁寧な治療
インプラントはCT分析+手術後のフォロー。ブリッジ・入れ歯も適合と快適さを重視した製作。
メンテナンス体制
治療後も、定期検診・クリーニング・かみ合わせチェックを通じて長期的にサポートします。
よくあるご質問(Q&A)
さいごに

歯を失った後は、お口のバランス・見た目・健康への影響を最小限にするために、早めの対応が大切です。
まさき歯科クリニックは、患者さまにとって最適な治療法を丁寧にご提案し、安心できる治療とサポートを提供します。
「咬むことに不便を感じている」
「見た目に自信を取り戻したい」
「将来の健康を見据えた治療を受けたい」…
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。