小児矯正歯科
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- STEP 1初診相談(カウンセリング)
- お子さまの歯並びや噛み合わせを確認し、矯正の必要性や時期を判断します。
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- STEP 2精密検査
- レントゲン撮影、口腔内写真、模型作成などを行い、詳細な診断を実施します。
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- STEP 3治療計画のご説明
- 治療方法、期間、費用、予想される結果やリスクについて丁寧にご説明します。
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- STEP 4治療開始
- 装置の装着、定期調整、習癖改善トレーニングを行います。
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- STEP 5保定・経過観察
- 治療後も歯並びが安定するよう保定装置を使用し、成長に合わせてフォローします。
なぜ子どもの矯正が大切なのか

お子さまの歯並びや噛み合わせは、見た目の印象だけでなく、将来の健康や発育にも大きく関わります。
歯並びが乱れていると、しっかり噛めないことで顎の成長に影響を及ぼしたり、発音が不明瞭になることもあります。
さらに、歯みがきがしにくくなり、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。
特に成長期は、顎や歯の位置を自然な形で整えることができる貴重なタイミングです。
大人になってからの矯正と比べて、骨格の誘導がしやすく、治療の負担も軽減できます。
小児矯正の目的
顎や骨格の正しい成長を促す
永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保
噛み合わせや発音の改善
将来の本格矯正(成人矯正)の負担軽減
コンプレックスの軽減と自信のある笑顔の獲得
小児矯正を始めるタイミング

当院では、6〜8歳ごろ(永久歯が生え始めた頃)の初診相談をおすすめしています。
この時期は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が混在しているため、顎の成長をコントロールしながら歯列のバランスを整えることが可能です。
ただし、指しゃぶりや口呼吸などの悪習癖がある場合は、3〜4歳ごろからご相談いただくことで、より良い結果が得られる場合があります。
当院の小児矯正の特長

成長期を活かした治療計画
顎の成長を利用できるため、抜歯の必要性を減らし、自然な歯並びを目指します。
低年齢からでも安心のステップアップ方式
まずは口腔習癖の改善や顎の発育サポートから始め、必要に応じて装置を使用します。
痛みや負担の少ない治療
装置は可能な限りシンプルで違和感の少ないものを選び、お子さまが慣れやすいよう配慮しています。
保護者への丁寧な説明
成長や歯並びの変化を写真や模型でわかりやすくお伝えし、ご家庭でのケア方法も共有します。
主な治療方法
Ⅰ期治療(小児矯正)

対象
混合歯列期(6〜12歳)
目的
顎の成長誘導、歯列弓の拡大、悪習癖の改善
代表的な装置
拡大床、マウスピース型矯正装置、機能的矯正装置(バイオネーターなど)
Ⅱ期治療(成人矯正)

対象
永久歯列完成後(12歳〜)
目的
歯を正確な位置に並べる
代表的な装置
マルチブラケット装置、マウスピース型矯正装置
よくある症例と早期介入のメリット

出っ歯(上顎前突)
早期に顎の成長をコントロールすることで、自然な噛み合わせへ導けます。
受け口(反対咬合)
低年齢での介入が特に効果的で、将来的な外科的矯正の回避につながります。
叢生(歯がガタガタ)
永久歯が並ぶスペースを確保することで、抜歯矯正の可能性を下げます。
開咬(前歯が閉じない)
指しゃぶりや舌癖の改善と並行して、噛み合わせを正常化します。
治療の流れ
小児矯正の費用について
症例や使用する装置により異なります。
Ⅰ期治療のみで終了できる場合もあれば、Ⅱ期治療まで行うケースもあります。
費用や期間については、初診相談時に明確にご案内します。
保護者の方へ

「うちの子はまだ早いかな?」と思っても、一度専門的な診断を受けることで、今できること・将来必要になることが明確になります。 早めの相談は、将来の治療負担や費用を抑える大きなポイントです。
さいごに
お子さまの歯並びは、一生の健康と自信につながります。
まさき歯科クリニックでは、成長期の特性を最大限に活かし、お子さまが笑顔で過ごせるようサポートいたします。
歯並びや噛み合わせが気になったら、どうぞお気軽にご相談ください。